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夏果てる歩み緩める誕生日 魅歌 [日記・雑感]

一家が一年ぶりに集う。嬉しいこと!
長女の瑠奈が手料理を作ってくれる。
倅も訪れ、久方ぶりに、
ソーシャル・ディスタンス・ツールを設えてのランチ。
アクア・パッツア、明石の蛸、副菜、昼から乾杯!
 
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ばあちゃん(義母)、我がパートナー、瑠奈と三代、
顔もそっくりだけれど、料理のセンスも受け継いだかな。
このフィギュアも愛すべき顔立ち。美加は猫、我がパートナーはベア!
 
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倅の燿司(ペンネイム・城野一哉)は”母”という一字にちなんだ
俳句連作10作を贈ってくれた!WOW!
 
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母の手は我に鬼灯ただ揺れて
 
キリギリス母国語だけを話しをり
 
手花火や母音だらけの名前の子
 
他七句は、俳句仲間と会えたとき披露します!
ああ、早くその日が来ますように!
 

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合同例会 ZOOM参加 [日記・雑感]

金曜日は新宿『ヒルトン東京』で開催されている、
セントラルパークRCと親クラブである
城北RCとの合同例会にZOOM参加。
 
城北RCには、いつも美加のコンサートに来てくださるお歴々も多く、
出席したいのはやまやまなのだが、
やはり”会食”は自粛したい。
久々にお会いして、だんまりというのも失礼であるし、
考えるほどに憂うべく時世!
 
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この日の卓話は株価について。
未だコロナ禍でありながら、株価は上昇してきているとのこと。
経済を止めると自殺者のほうが増えるかという懸念が強い、など。
 
たしかに会員諸氏は社員や家賃を抱えているわけだから、
動かずにいることは不可能なのだろう。
異端児である美加のようなミュージシャンは、
本来の形で演奏活動が叶う日を、待つしかない。
もうすこし、もうすこし・・・

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.70『生きものの記録』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1955年 日本映画 黒澤明監督『生きものの記録』
 
自粛生活スタートから、
手持ちのDVD名作を”ア”から観かえしてきたが、
128作あった”ア”に比べ、
”イ”から始まる作品は50作しかないため、
20作目である本作を最後に、”ウ”に移ろうと思う。
黒澤作品はほぼ全作を観てきたはずだが、
手持ちは多くなく、本作は随分まえに一回映画チャンネルで観たきり。
”男性”の塊りのようなイメージの三船敏郎が、
35歳にして60歳の老人を演じる。
 
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当時は”老人”と記されたこの主人公だが、
本妻のほか三人の妾を持つ男であり、
扶養家族は少なく見積もっても
(画面に登場しない正妻の長男・長女・次男の子を入れず)15人!
米ソの核軍備競争や反核世相に触発され、
原水爆の恐怖に憑りつかれた主人公は、
全財産を投げうち、ブラジルに一家大移動を企てるが・・・
 
地球規模のテーマを、家族劇として見せる面白さ。
これまで好き放題に生きてきた主人公の錯乱と、
地道にあとを継いできた子どもの世代の確執。
さて、救われるのは誰?
けだるいサックスをフィーチュアした
早坂文雄のスコアは、映画音楽としての遺作となった。
 
次回からは”ウ”で始まる手持ちの映画を観なおしていきます!さあ、何があるかなあ・・・ 

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”美加のNice'N'Easyタイム” [テレビ・ラジオ]

水曜日は番組”美加のNice'N'Easyタイム”
5週分をリモート収録。
プログラムをご紹介しましょう。

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10月25日『Sing&Play』
-キャロル・ウェルスマン、トニー・デセール他。

11月1日『ナイト・ムード』
-夜にちなんだコンセプト・アルバム特集。
マーガレット・ホワイティング、サリー・ナイト他。

11月8日『ギターと私』
-ペトラ・ヴァン・ナウス&アンディ・ブラウン、タック&パティ、
美加とHARUさんの懐かしいアルバムからも一曲!

11月15日『魅惑のハーモニー』
-リアル・グループ・ウィズ・キックス&スティックス・ビッグバンド他。

11月22日『We Love Bacharach』
-バカラック・ナンバーをジョニー・ハートマン、
カーメン・マックレエ、メル・トーメなどJAZZY VERSIONで!

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一度に5週分を組むのも収録するのも、大変ではありますが、
リモート収録できる状況は有難いこと。
重ねて記しますが、番組15周年記念イヴェントは
2021年3月25日に延期となりました。

平穏な日々が戻って来ると信じながら、
準備をしてゆきたいと思います! 

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.69『イースター・パレード』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1948年 アメリカ映画 チャールズ・ウォルターズ監督『イースター・パレード』
(Easter Parade)
 
ともに”Born in a Trunk”といえる
フレッド・アステアとジュディ・ガーランドの貴重な共演作。
アステアのミュージカル映画はRKOからMGMに至るまで全て観ているはずだが、
本作はやはりスペシャル。
何といってもジュディの芸人根性が炸裂しているからだ。
 
年かさのスターが若い女優の卵に道を開くというストーリーは
多すぎて珍しくないが、ジュディははじけている。
アステア扮するブロードウェイのスター・ダンサーに
「男を振り向かせることが出来るかい?」と試され、さて、ジュディがしたことは?
 
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次第にアステア扮するドンに恋心を抱くようになったジュデイ扮するハンナ、
プライヴェイトと思い込んだディナーで
ショウの話をされ、思いきり傷つく。両目をきっちりと瞑り、
「私の眼の色を言える?見てもいないんでしょう?」と訴える。
ほだされ、やさしくキスするドン。
 
ジュディは当時すでにライザ・ミネリを産んでいた母である。
この少女っぽさ、筋金入りの演技者というしかない!
ふんわり歌い、羽根のように舞うアステア、きっちり歌い、役に生きるジュディ。
タップの名手アン・ミラーの脚線美に見惚れ、
フラれ役ピーター・ローフォードのハンサムぶりも楽しめる。
衣裳、美術、全てゴージャスであり、
ハリウッド・ミュージカルのカラー作品全盛期を反芻する幸せ。
 
スコアは一人で作詞・作曲を手がけた
グレイト・コンポーザー、アーヴィング・バーリン。
名曲”It Only Happens When I Dance With You"
譜面もっているのよね、いつか歌うぞ~!

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