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阿佐谷ジャズストリート2020 [Live]

2020はシステムを変えて開催する
"阿佐ヶ谷ジャズストリート"

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長年の実績を誇る
"大橋美加のジャズで旅するシネマの世界"は、「阿佐ヶ谷地域区民センター」
1023日(金)17時~1745分 / 1830分~1915
共演:守屋純子(p)池田聡(b)松浦賢二(ds
JAZZ JAPAN AWARD 2019受賞アルバム「シネマフル・ライフ」参加メンバーです。

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例年と異なり人数制限あり、通しチケットなしですので、お申し込みは下記までお早めにどうぞ!

https://asagayajazzstreets.com  阿佐谷ジャズストリートHP

#大橋美加
#ジャズで旅するシネマの世界
#阿佐谷ジャズストリート2020
#asagayajazz 


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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.81『浮雲』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1955年 日本映画 成瀬巳喜男監督 『浮雲』
 
成瀬映画の女性たちは美しい。
女優の個性を活かす名人。殊に高峰秀子。
子役時代からのキャリアを誇ったこの名女優の、
様々な顔を見せてくれる。
林芙美子原作の映画化は何作も手がけている成瀬監督の、
海外でも特に評価の高い一作。
 
”腐れ縁”という厭な言葉が纏わりつく。
娘時代の爛れた性体験により、
若くして半ば人生を投げやりなものにしている主人公ゆき子。
それでも、単身渡った仏印の地で知り合った妻ある男との関係が、
ここまで”腐れ縁”となるとは、予想外ではなかったか。
 
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高峰秀子の端正な横顔を、黒白画面が引き立てる。
清楚な面差しと、やや崩れた響きの声のアンバランスが唯一無二。
妻ある富岡を演じた森雅之も、多くの名匠たちに起用された俳優。
”シネマフル・デイズ”No.79『雨月物語』では京マチ子の相手役を務めた。
大スター女優の相手役をこなせる役者。主演では黒澤作品『白痴』(’51)が白眉!
 
恋愛については、自分自身にルールを課してきた。
もちろん、ルールを破りたくなったことはある。
成瀬映画の女たちは、ふたつの後悔に苛まれる。
してしまったことへの後悔、そして、出来なかったことへの後悔。
本作のゆき子は限りなく哀しいヒロインだが、
”出来なかったことへの後悔”はなかったに違いない。

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母よりも良き妻なりや鰯雲 魅歌 [日記・雑感]

一昨年に結婚した長女の瑠奈がランチに来る。
先日の美加のBIRTHDAYのとき同様、
生徒のレッスン用のツールをテーブル上に渡し、食事。
我がパートナー手作りのカレーはルウを使わず、
9種類の野菜とツナ、レーズン入りのヘルシーでスパイシーな一品。
美加はモヤシの黒胡麻和えとキュウリの浅漬けを副菜として出す。
今や、料理上手の我が娘に、料理が得意でない母が、滅多なものは出せない。
料理上手であった我が祖母とばあちゃん(義母)のお陰で、
仕事ばかりしてきた美加、ここにきて肩身の狭い立場に追い込まれる!

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ランチ後は、瑠奈に頼まれていたレースのブラウスのリフォームを済ませる。
ステージ衣裳直しは長年自身でしてきた美加、
この分野では娘より少しばかり優位。感謝されちゃった。

そもそも、大抵の衣裳をミシンで直すことも、
洋裁・和裁が出来た祖母に教わったこと。

継母が海外で買ってきてくれるステージ衣裳は、
骨格の小さい美加には大きすぎるため、直し始めたのがきっかけ。
継母も「美加ちゃんは自分で直せるから」と、
大胆なデザインのドレスをどんどん買ってきてくれるようになったのだ。
祖母・義母・継母への想い・・・なぜか実母の名前が出ないことが哀しい。

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我がパートナーの運転で瑠奈宅までドライヴ。
彼女の地元のスーパーでついでに買い物。

お得な品など、良く把握している瑠奈。
美加より、よほど良い奥さんじゃないか。
ふりかけを手にし、
「覚えている?子どものころ、美加さんはふりかけを買ってくれなかったのよ。
   ご飯にかけるなら、鰹節と海苔って。
   のりたまとか、食べたかったんだよねえ」と瑠奈。
料理好きではないにしろ、
必ず材料を買って調理していたことはよく覚えているが、
ふりかけもNGだったっけ?
「よくお弁当には使った気がするよ」と美加。
「お弁当は高校時代だけじゃない。
      もっと小さい時に欲しかったのよ」と瑠奈。
ちなみに彼女の所帯では箱なしティッシュを愛用しているそう。
真似して買ってみた。また近いうちにね、SHUちゃんと仲良くね!


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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.80『ウェディング・バンケット』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1993年 台湾・アメリカ合作 アン・リー監督 (The Wedding Banquet)

アン・リー監督は中国系アメリカ人で唯一、
アカデミー監督賞に2度輝いている映画作家。
作品を観つづけている美加だが、最も新鮮な魅力が感じられるのは、
やはり初期の”父親三部作”だろうか。
リー監督お気に入りの名優ラン・シャンが、
それぞれシテュエイションの異なる物語で”父親”に扮した三部作のうち、
本作はその二作目に当たる。

舞台となるのはニューヨーク。奏でられるのは一風かわったトライアングル。
台湾人のビジネスマンと白人パートナーのゲイ・カップル、
グリーン・カード取得のためには手段を惜しまない台湾人女性画家。
そして、息子がゲイであることを露しらず、
「孫の顔が見たい」との一念でひとり息子に
結婚を急かす台湾人父母が海を渡って来ることに!

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そういえば、長女の瑠奈が生まれたばかりのときに、
本作を観たのだなあ!長い年月を経て観かえし、随分と感慨が違う。
登場人物すべてが幸せにはなり得ない状況を設定し、
どう遣り繰りすれば好転するかを、
アイロニーをまじえて描いてゆくリー監督。
飽きさせないストーリー・テリングで、
”中国式結婚披露宴”という、
まさしく酒池肉林(?)を見せつける。
決して”YELLOW SKIN”はアメリカで優遇されないと知り尽くしている
リー監督の誇りと鬱屈が、名優ラン・シャンにより体現もされている。

ちなみにアン・リー”父親三部作”は『推手』、
本作、『恋人たちの食卓』。いずれも観る価値ありの名作!

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”美加のNice'N'Easyタイム” [テレビ・ラジオ]

水曜日はラジオ番組”美加のNice'N'Easyタイム”
4週分のリモート収録。
スタジオとの連携が少しごたつくも、
無事に時間内に終了!
リモート・ワーク、リモート収録、日常になって良いと思う。
そのための努力は惜しみたくない。

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プログラムをご紹介しましょう。
11月29日『ウィズ・ストリングス』
-クレア・マーティン&カラム・オーのコラボ新譜、
カーメン・マックレエ、シナトラ往年の名盤など。

12月6日『疑問詞のラヴソングⅠ』
-2015年に特集した第二弾。ニュー・ヴァージョンを中心に。
まずは”WHAT""WHY”から始まるナンバー!

12月13日『疑問詞のラヴソングⅡ』
-2週目は”WHO""WHERE"から始まるジャズソングを。
作詞の参考になるぞ~

12月20日『Christmas Time is Here』
-COVID-19に明け暮れる2020、
来年に希望をもち、クリスマス・ソングを聴いて欲しい!

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番組収録を終えて、連休明けの新鮮な野菜を買い出しに行くも、
地元の人気青果店は本日まで休みと知りショック!珍しいこと。
そういえば、昨夜は休肝日で寝付きが悪く、
ベッドでずっと歌詞をくちずさんでいたっけ・・・
羊を数える代わりにね!

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