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夫と子に挟まれ帰る暮の春 魅歌 [日記・雑感]

吟行句七十三句が居並びましたよ!
短冊句会は作者それぞれが短冊を持ち帰り終わりというのが常ですが、
今回はコロナ禍久々の吟行ゆえ、かたちとして残したいと思い、
清紀用紙を作り参加者に送りました!
 
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令和四年皐月八日 『哲学堂』の一句
 
吟行や青葉の中の迷ひ人 幸人
 
川の音を左に聞きて春深し ねぼけ猫
 
隙間なく重なり合うて若楓 みどり
 
三年振り妖怪の森夏に入る の~じ~
 
竹の秋硯と筆の往復路 流樹
 
深緑の中すれ違う乳母車 裕家
 
遊歩道散りし桜の埋もれおり 洋子
 
昼寝覚構わず手振る選挙カー 哉
 
木下闇天狗を避けて進みをり 魅歌
 
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吟行の帰途は肌寒くなり、夫(つま・と読む)と倅の間に挟まるようにして、ぶるぶる。
まだまだ、気温が定まらない時節、コロナ感染対策も含め、
体調管理に気が抜けませんね!
 
 

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