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梅雨晴間釣り竿おいて知らん顔 魅歌 [日記・雑感]

我がパートナーの運転で、継母の誕生日プレゼントを探しに、
水辺のショッピング・センターへ。
この景色、晴れ晴れとした気分になる!
月曜日の午前中は人影も疎ら。
あれ?手摺りから釣り竿が一本、水中に伸びている!
「これ、なに?誰のかな」と美加。
我がパートナーが後ろを振り向き、「あのオジサンでしょ」と。
植え込みの縁に座り込んで、知らん顔しているオジサン発見。
釣りはしたことないけれど、な~んだろ、あの態度。
お魚めあてでなく、我々同様、気分転換にきただけなのかな。

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買い物を済ませ、毎年楽しみにしている”ANNABELLE”という名のアジサイを観に行く。
5~6年前か、初めて此処を見つけたときは、目を疑ったっけ・・・
昔、ニューヨークの生花店で観た”HYDRANGEA”に、再会した驚き。
今では、我が地元をウォーキングしていても、
よく見かける白いレースのようなアジサイ。
でもでも、此処は群生しているから圧巻!
今年もよく咲いてくれた、咲かせてくれた!

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この階段、ウエディング・ドレスを着て降りてきたくなるでしょう?
銀婚式はとうに過ぎたしなあ・・・
「そうだ!金婚式まで元気でいられたら、衣裳をつけてこの階段を降りて、
    子どもたちに写真を撮ってもらおうよ!」と美加。
「ははは・・・」と呆れる我がパートナー。
よ~し!健脚を保つために、ますますウォーキングを頑張るぞ~!

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.142『カッスル夫妻』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1939年 アメリカ映画 ヘンリー・C・ポッター監督『カッスル夫妻』
(The story of Vernon and Irene Castle)
 
アステア&ロジャースのコンビ・シリーズは
RKOミュージカルに於いて重要な作品群であり、
可能な限り観てきたが、たまに想い出すとき、
ごっちゃになる。
”オ”の項で紹介した『踊らん哉』(’37)は、
クライマックスにジンジャー・ロジャースが
ぞろぞろ出てくるところが特徴。
さて、本作は?
 
ヴァーノン&アイリーン・カッスルは、
モダン・ダンシングの草分け的存在であった実在の夫婦。
アステアが実在の人物を実名で演じた作品が他にあったかな?
まずはそこを押さえておこう。
 
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そして、映画ファンには、
名脇役ウォルター・ブレナン(アカデミー助演男優賞3回受賞)が
三番手として控えてくれていること。
彼を最初に知ったのは西部劇『リオ・ブラボー』(’59)であり、
印象的だったなあ!
 
 
アイリーン・カッスルが存命中に制作された映画とあり、
本人が衣裳などいろいろと口を出したそう。
伝記ものではよくあることで、ミュージシャンでは
『グレン・ミラー物語』(’54)と
『ベニイ・グッドマン物語』(’56)の違いも然り。
 
すこししんみりするラスト・シーンも珍しい。
アステアの”タップ”が少なく淋しいが、
味わいのある一作である。 

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『アート石井』レッスン [日記・雑感]

木曜日は本所吾妻橋『アート石井』で生徒のレッスン。
いつも”カラ画”なので、今回は感染防止ツールまえの美加をご覧ください!
 
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時間をすこし戻して、
昼に地元のウォーキングで撮影した木槿を観ていただきましょう。
俳諧では”底紅”の別称もあり、
深い花芯のみが紅色に染まる、
宇宙を感じさせる不思議な花。
 
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先日から探していた品が思わぬ一店で見つかり、すこし嬉しい。
今度は別のたいせつな人へのプレゼントを見つけるべく、来週アタマには出かけるつもり。
有り難いことに平日に動ける立場の我々である。週末はおとなしくしていよう!
 

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.141『カッコーの巣の上で』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1975年 アメリカ映画 ミロス・フォアマン監督『カッコーの巣の上で』
(One Flew over the Cuckoo’s Nest)
 
ジャック・ニコルソンが金網を越えようとしている表紙の
劇場パンフレットを持っている。まさに、本作のイメージそのもの。
10代で観た衝撃的な映画を観なおすことはテンション張る作業であり、
楽しくも、恐ろしくもある。
自分がどのように成長したのか、していないのか、
自認することになるから。
 
精神病でない人間が、精神病棟に入るということ。
刑務所での労働を免れたいという、短絡的な思いつきで、
ニコルソン扮する主人公マクマーフィは、
及びもつかない状況に、自分を置くこととなる。
 
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今回観なおし、院内のセラピーのシーンに於ける、
患者たちを演じる脇役たちに改めて感動する。
当時は冷徹な看護婦長役でオスカー(主演女優賞)を受けた
ルイーズ・フレッチャーばかりが注目されたが、
ダニー・デヴィート、クリストファー・ロイド、シドニー・ラシック、
若手のブラッド・ドゥーリフ他、患者に扮する役者陣が素晴らしく、
あたかもドキュメンタリーを観るような緊張感を醸し出し、効果絶大。
 
ラクして刑期を終えられると、タカをくくっていたマクマーフィの運命は?
自堕落に生きてきた男が意志を持ったことで、生まれたものは?失われたものは?
 
10代のころ、
ラストのチーフ(ウィル・サンプソン)の行ないに涙した少女は、
今回泣けず。

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夾竹桃トラック停めて眠る人 魅歌 [日記・雑感]

玄関を出るときは曇っていたのに、
歩くうちに青空と陽射しが見えてくる。
変わりやすい空の色。
”トキワマンサク”や”山法師”の一句を詠んだ
名も知らぬ公園の垣根から、乗りだしている夾竹桃。
もう、咲き始めたんだ!
でもでも、こんな色、あったっけ?
たいがいは白か濃い目のピンクよね。

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昭和を想い出す、
板張りの一軒家のまえに咲き零れる夾竹桃は、
淡いピンクと白の斑のような風情。
こちらも、初めて観る色かも。
家屋のまえに停まっている軽トラック。
そういえば、この時世になってから、
軽トラックのなかでお弁当を食べている人をよく見る。
飲食店が槍玉に挙げられ、リスク軽減のために、
車中での食事が増えているのだろうか。

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ふいに、『ホワイト・オランダー』という映画を想い出した。
”OLEANDER”は英語で夾竹桃のことと、覚えるきっかけとなった映画。
たしか、母と娘の確執の物語だった。
毒のある花なのに、
夏にはそこここの垣根や高速道路の脇で見られる夾竹桃。
みなさま、ご注意を・・・


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