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ささやかな滝の袂の寒桜 魅歌 [日記・雑感]

青空の下、地元の名所『哲学堂』を散策。
此処で30年以上、花見宴を開いてきたが、
昨年は我がパートナーと二人で静かに花見。
我が家から徒歩では40分くらいかかるかな。
ほんとうに久しぶりに訪れる。
桜広場を横切り、狭い一本道を奥の水辺へ辿ると、
鯉が泳ぎ、さまざまな花の樹、小さな滝もある。
薄暗い木々の向こうに、鮮やかなピンク色のかたまりをみつけ、
「あ!寒桜かな?」と思わず声を上げる。

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寒桜を撮影するのは我々と、単身の女性のみ。
ベンチには二人の高齢者のみ。水曜日の昼前だものね。
平日に自由の利く我々、土日は堅気の皆さんのため、
出歩かないことにしている。

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舗装された遊歩道には、哲学者たちの像が並ぶ。
賢人たちよ、この時世にひとこと、くださらないものか!
歩き続けると、白梅・紅梅の咲き競う庭園に通じる。
ベンチにぽつりとご老人。

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今更ながらに『哲学堂』の良さをかみしめる。
されど、今年も花見宴は無理だろうなあ・・・
ああ、いったい私たちが何をしたというのか。
いやいや、「戦禍よりマシ」と、自ら俳句に詠んだではないか!

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『哲学堂』を出て近隣を歩くに、
これまで気づかなかったお寺を見つける。
この薄紅梅、不思議な美しさでしょう?
昨日も今日も12000歩達成!
帰宅し、49年ぶりに映画作品として公開される、
シドニー・ポラックのドキュメンタリー
『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』をオンライン試写鑑賞。
感想は改めて書こう。

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