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蠟梅や淡き主張の香り立つ 魅歌 [日記・雑感]

本日は、我が家の赤い車”RUBY”の
年一回の点検日ということで、彼女のお里帰り。
またもや、ベア・グッズの話題になるが、
美加が以前から狙っているのが、この子たち。
 
ウインク・ベア、泣きべそベア、プリプリ・ベア、びっくりベアの4タイプ。
 
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思えば、子どもの頃は外国車ばかり乗っていた。
殊にビートルは懐かしい。緑色であり、部屋の窓から見下ろすと
大きな雨蛙みたいに見えたっけ。
このベアたちが乗っているビートルは
現在も走っているタイプかな?
この子たちは売り物ではないとのこと、
「いつか破棄するときが来たら、必ず譲ってくださいね!」と頼んである。
「売り物でない物ばかり欲しがるね」と、
我がパートナーから30年以上、注意され続けているが、直らない。
 
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”RUBY”の点検終了し、ウォーキングへ。
「ほら、蠟梅だよ」と、指さす我がパートナー。駆け寄る美加。
今回は低い位置のため、目を閉じて香りを楽しむ。
う~ん、いい香り!
そうだ、明日は生徒のレッスンが夕方からだから、
『梅里公園』までウォーキングするかな!

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家の鍵シロクマの背に託しをり 魅歌 [日記・雑感]

年を跨いで、倅がやってきた。
我が子らは時世柄を鑑み、
お正月もそれぞれに過ごしていたのである。
倅の場合は年明けに会社で
PCR検査が施行されたとのことで(全員陰性!)漸く、実家来訪。
彼は我々夫婦以上に感染防止対策を徹底しているようだが、
「テレワークでも週二日は電車に乗るからね」とのこと。
「お年賀がわり」と、ポーラー・ベアのトレイ(?)皿(?)を
プレゼントしてくれた。玄関のキイ置きにすることに。

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美加がベア・グッズを集めていることを知っている我が子ら。
”ベア”は彼らの父親の愛称である。
そういえば、バーブラ・ストライサンドも最初の夫である
エリオット・グールドを”MY BEAR”と呼んでいたらしい。
ちなみに、グールドは濃い顔に口髭、
我らが”ベア”はクマのぬいぐるみタイプであり、全くの偶然。

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倅は土曜日午後10時過ぎに来訪、
遅いおそい夕食をとり、
サパー午後4時のうえ休肝日の我々はひと足先に就寝。
翌朝、たくさんの洗濯物をすませ、
倅は自分のアパートへご帰還。
別れ際に「暮れにあげた日本酒飲んだ?」と、ひとこと。
”月と虹”という美しいネイミングとラベルの一品。
なんだか勿体なくてまだ手を付けていなかったのだが、
お刺身を買い、和食の副菜をいくつか作って、
我がパートナーと乾杯。
大吟醸でもサラサラしていなくていいじゃない?
いつになれば、一家でグラスを傾けられるかなあ・・・

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.104『オール・ザット・ジャズ』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1979年 アメリカ映画 ボブ・フォッシー監督『オール・ザット・ジャズ』
(All That Jazz)

子どもの頃からステージに立ち、ダンサー・振付師・俳優・舞台演出家・映画監督として、
ショー・ビジネスの世界に浸りきってきたボブ・フォッシーが、
自らの”死”を一大ショーに仕立てた一作。

彼がフェデリコ・フェリーニのファンであることは知られて居り、公開当時本作は、
フェリーニの大傑作『8 2/1』になぞらえた
ミュージカルなどと騒がれたもの。
おまけに撮影監督にはフェリーニ作品で知られる
イタリア人カメラマン、
ジュゼッペ・ロトゥンノを起用するという凝りよう。
フェリーニ・フリークの美加としては、黙っていられず、
映画館へ走ったっけ。ああ、19歳に戻ってしまう!

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ダンサーたちの身体が波打つ。
空気のどよめき、汗の匂いが伝わってくる。
初めて観たとき以上に!
フォッシー自身である主人公に扮するのは、
どちらかというと二番手的な演技派ロイ・シャイダー。
『フレンチ・コネクション』(’71)での
ジーン・ハックマンの相棒刑事役など、スターの脇に立つ渋い存在が、
本作では、しなやかに踊り、歌い、女たちと戯れる。
こんなに派手な役は似合わないはずだが、力演。

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”After You’ve Gone””Who’s Sorry Now”などの
古いジャズソングもFEATUREされ、締めくくりは
エセル・マーマンの”ショウほど素敵な商売はない” 
まるで生前葬のような本作を遺し、
フォッシーは8年後に60歳でこの世を去ってしまった。


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睦月往く水辺の脇の遊歩道 魅歌 [日記・雑感]

我がパートナーの運転で水辺の街へ向かい、ドライヴ。
新年早々お世話になったかたへのお礼の品を探すことが目的。

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う~ん、たとえ”BAY”でも、東京っ子の美加にとっては
”SEA SHORE”同様にゆったり落ち着く。人も少ない。
土手には十月桜か、はたまた寒桜なのか、
ちいさなピンク色の花が慎ましく咲いている樹が並ぶ。
冬空に消え入りそうな小ささ。写真にも刻めない小ささ。

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開店同時に寿司店でブランチ。もちろん、我々が一番乗り。
開店したばかりの張り詰めた清潔感が、この時世には安心できる。
自身の安全も確保しつつ、ほんの僅かでも経済を回すことになればと思う。
当店のランチ定食、なかなか気に入っている。

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プレゼントは一点しかみつけられなかったけれど、
コンセプトは決まっているから、もうすこし気長に探そうっと・・・

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『第三回桃が丘リモート句会』 [日記・雑感]

日曜日は『第三回桃が丘リモート句会』
兼題『お年玉』裕家 『湯冷め』の~じ~
各一句ずつ、当季雑詠二句、計四句提出。

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参加者をご紹介しましょう。
画面左上段より、
あみ-西洋占星術師&シンガーの京美人
魅歌-呑ん兵衛のジャズ・シンガー
裕家-有名教材出版社勤務を経て句作りを楽しむ

左中段より、
一哉-9歳より句会参加、弱冠25歳の暫定的講師。現在、一休さん状態!
みどり-謎の俳人。ジャズにも興味津々
ねぼけ猫-有名広告代理店コピー・ライター

下段中央
の~じ~-ジャズ&映画ファン

不在投句
洋子-短歌の世界から俳句の世界へ

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注目の一句

お年玉入れたポケットあたたかし の~じ~

義母からの妻が横目のお年玉 裕家

一年はまだ清らかにお年玉 ねぼけ猫

かいつぶり銀河の端に潜りをり みどり

7ならべ勝つまで止めず湯冷めする あみ

牡蠣雑炊一人何個と律儀かな 洋子(不在)
 
御年玉あければ香り立つ紙幣 一哉

お年玉もういらないと言えなくて 魅歌

次回2月21日(日)午後1時開始、熟練者、初心者ともに大歓迎で~す!

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