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霜月や真珠の型の灯をともす 魅歌 [日記・雑感]

一昨年に結婚した長女の瑠奈と『IKEA』へ。
我がパートナーの運転で、
瑠奈をピックアップしていくのに、
ちょうど良い場所。
リヴィングルームのテーブルに置く、
電池式のライトを探していたのだけれど、
瑠奈のアイディアで、このように完成!
容器は我が父が亡くなった際に継母から貰った、
大きなブランディ・グラス型の花瓶(?)なのだが、
真珠のネックレスのように繋がった電飾をくしゃくしゃと入れて設置。

美加が歌い始めた1980年ごろは、
ラウンジのグランド・ピアノにこんなグラスが置かれ、

リクエスト曲を歌うと、チップをはずむ観客も少なくなかったっけ・・・
遠い遠い、夢のなかのような時代。

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『IKEA』には二ヶ月に一回ほど訪れるが、
朝イチで行くと、”密”にはならない。
本日は恐竜たちのピザ三昧、子ども部屋の鮫など、
さまざまなシーンに遭遇!
蛍光灯だいきらい、間接照明だいすきの美加にとり、
落ち着く一店なのよね。

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倉庫も兼ねたキャッシャーのあるフロアには、
恐竜のオーナメントがたわわのクリスマス・ツリー!

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此処に来ると、家庭を持ったばかりの頃の、
はりつめた気持ちがよみがえる。
一歩一歩、築いてきた道程を、暫し反芻してしまう。

さあ、土日は番組”美加のNice'N'Easyタイム”で
紹介予定の新作映画を観なくては・・・

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マスクにて赤子あやして居りし午後 魅歌 [日記・雑感]

澄みきった秋空を仰ぎながら、ウォーキングで『蚕糸の森公園』へ。
土日は人が多いので、此処に来るのは平日のみとしている。
上には黄葉、地面には影が模様を描いている。
人影はまばらだが、赤ちゃん連れのお母さんが何組か見受けられる。
今や、マスクをつけることは下着をつけることと同じくらい常識的だが、
マスクをつけて赤ちゃんをあやすのはどんな感じかしら。
赤ちゃんはお母さんの高めできれいな声を喜ぶから、うんと声を使ってあげないとね。

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山茶花の植え込みに開きかけの花がひとつ。紅のひとしずくという感じ。
小学校に隣接しているため、子らが校庭で運動する元気な声が聞こえてくる。

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以前はよくランチをしていた東高円寺近辺の店にも、めっきり入らなくなった。
開け放した戸口から店内が覗ける。ベンチシートを個々の椅子に替えた一店もあり。
飲食店は大変だろうなあ・・・

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帰宅し、番組”美加のNice'N'Easyタイム”で
紹介予定の新作映画『ハッピー・バースデイ 家族のいる時間』をオンライン鑑賞。
カトリーヌ・ドヌーヴ扮する祖母の誕生日に集うワケアリの家族たちの群像劇。
ドヌーヴはかなり大柄という体型になったが、相変わらず”女王”の風格。そうか、グランマ役かあ・・・
家族劇はこのくらい過激で毒に満ちているほうが、描く価値あり。詳細はまた、改めて書こう。

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.90『エド・ウッド』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1994年 アメリカ映画 ティム・バートン監督 『エド・ウッド』
(ED WOOD)

初めて観たときは、中盤ですこしダレた。
本作の持つ独特のリズムに乗れなかったのだ。

二度目に観たときは、はからずも涙が出た。
三度目の今回は、トリビュートとはこういうものなのだと感じ入った。
映画は何度も観るのがいい。

”史上最低の映画監督”の異名を持つ
エドワード・デイヴィス・ウッド・ジュニアのファンであるティム・バートンが、
’50年代のハリウッドを黒白映画で描く。映像の凝りようは流石マニアのバートン。

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ティム・バートンのお気に入り俳優ジョニー・デップが、
エド・ウッドを楽しげに演じる。
いくら認められずとも、映画作りが三度の飯より大好きで、
映画を作っていれば幸せな男。
こういう人は、本業にしちゃいけないんだよね。
でもでも、ジョニーは惨めには演じない。

本作で往年の怪奇俳優ベーラ・ルゴシを演じきり、
オスカー(助演男優賞)に輝いたマーティン・ランドーが出色。
ベーラの登場シーンは何度観ても拍手もの!
こういうセンスが、バートンは抜群なのよねえ!

ハリウッドに食い下がり、食い詰めるエド・ウッドが、
老優ベーラ・ルゴシに活路を見い出す。
夢に近づくためだけでなく、彼への憧憬が胸を打つ。
ヴィンセント・ドノフリオ扮するオーソン・ウェルズが登場するシーンは、
こちらもエドになりきってドキドキできるぞ。

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日本ジャズ音楽協会 [日記・雑感]

このほど日本ジャズ音楽協会より
功労賞をいただきました。
日頃の皆様のご支援の賜物と思っております。
ありがとうございました。

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行く秋や光あつまる部屋に居て 魅歌 [日記・雑感]

今年もクリスマス・ツリーを出した。
毎年、11月1日に飾り、
最も仕事が忙しくなる時期に向けて気合いを入れるのだ。
本年は静かに過ごそうと思うが、ツリーを飾らない理由は何もない。
やはり、長年馴染んだオーナメントや、煌めく電飾を観ると心はずむ。
細身でノッポのツリーは、我が子らが幼いころに購入。
うわあ、もう20年以上か!?

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このベアは最近のお気に入り。
四国ライヴ・ツアーの際、松山で購入。
名前は”NOBLE”横顔が凛々しいでしょう?
今は亡き興津のファン&プロデューサーであった
Y.I.氏からいただいた陶器のサンタは、
心なしかY.I.氏に似て見える。
我が子らを自分の孫のように可愛がってくれたっけ・・・
なつかしい人たちの面差しがよぎる。

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思えばこの40年、仕事仕事で生きてきた。
暮れはクリスマス・ライヴや
大晦日のカウント・ダウン・ショウなどなど、
幼い子らはホテルの部屋で眠ってしまい、
元旦はばあちゃん(義母)にお雑煮から
おせちまで食べさせて貰っていたよなあ・・・
2020年は想い出に浸って暮れてゆくのだろうか・・・

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