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山茶花群れる唇に欲しき色 魅歌 [日記・雑感]

歩くごとに、山茶花に魅了される時節。
地元はかなり歩き尽くした感もあったが、
まだまだ知らない風景に出逢う。
この大きな山茶花には圧倒された!
空に向かって紅色を振り撒いているようでしょう?

いつも通り過ぎながら、
名称を気に掛けたこともなかった場所だが、
『高円寺東公園』というらしい。

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こちらは我が家から高円寺の間に位置する『高円寺』というお寺の脇にある、
山茶花垣に囲まれた、謎の一角。
散った花びらもまた、絵になると云うもの。

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椿と見紛う山茶花だが、最期は一目瞭然となる。
椿は散らず、大きな花がぽろりと落ちる。
山茶花を愛でるのももう、束の間かな。
さあ、帰ってラジオ番組用のディスクでも聴こうっと・・・


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小春日の続く我らが三丁目 魅歌 [日記・雑感]

長女の瑠奈が小手鍋をトートバッグに入れてやって来た。
マスク姿でキッチンに籠っている。
何でも、夫婦二人前のお味噌汁用の小手鍋を焦がしてしまい、
落としたいのだが、彼女たちの住まいの調理器具はIHということで、
火力の強いガスコンロのある実家のキッチンを借りたいのだそう。
重曹を試してNG、今度は酢を入れて金束子で擦り、
きれいに落ちたよう。良かったねえ・・・
 
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じいちゃん(義父)の診察日で出かけていた我がパートナーが帰宅し、
親子三人で山手通りの和食レストランまでドライヴ。
以前から車で通る度、
幟に書かれた海の幸弁当を買ってみようかなんて、
口の端に乗せていた一店。
和装の中居さんたちが、丁寧に感染防止対策をしてくれている様子。
常に一日30品目を目指している美加にぴったりの和食膳!
こりゃ、REASONABLE!デザートに小さな黒胡麻プリンまで付く。
親子と言えど、別所帯。食べ終わったら、マスクを付けて会話。
まあ、暫くはこれを”一興”とするしかないよねえ。
 
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明けて土曜日はブランチ後にウォーキングへ。
小春日が続くが、少し風が出てきた。
高円寺のアーケード街で、ベア型オーナメントをゲット。
かわいいでしょう?価格は当ててみて!
クリスマス・ツリーのオーナメントとしては大きめゆえ、単独で壁に掛けてみる。
玄関のリース代わりにしても良さそう。
さあ、いよいよ、師走の足音がしてきましたよ!
 

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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.94『エコール』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

2004年 ベルギー・フランス・イギリス合作映画
ルシール・アザリロヴィック監督『エコール』
(INNOCENCE)

少女の笑い声にビクッとすることがある。
純粋で残酷で、無防備な笑い。
自分も嘗ては少女であったはずなのに、
怖れを仕舞い込んだ無防備さがこわい。

ルシール・アザリロヴィック監督が、
フランク・ヴェデキントの原作をもとにして作り上げた本作は、
”ダーク・ファンタジー”と呼び捨てることを憚る、
とびきりの”こわい寓話”である。

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暗い森の中にぼんやり照らされた電灯の下を、
三つ編みに白いプリーツスカートの少女が
並んで遠ざかってゆく。
こわい。
赤いリボンを髪に結んだ少女がボートを漕ぎだすと、
雨が降り始め、池の水かさが増してゆく。
こわい。

鬼才・ギャスパー・ノエのパートナーとしても知られるルシールだが、
本作の”恐怖の美学”を映画ファンの脳裏に植えつけた後、
次回作『エヴォリューション』(2015)まで、長い道程を経ることとなった。

誰が観てもわかる映画なんて、もう要らん!
観客の想像力を刺激してくれる映画にのみ、
資金を提供する出資者が
もっともっといるべきだよなあ・・・
ルシール・アザリロヴィックの感性を、ぜひ応援して欲しい!

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山茶花や王女様さえ手に取りて 魅歌 [日記・雑感]

火曜日は『セントラルパークRC』例会にZOOM参加。
報告事項を聞く。
K.H.会長が挙手による多数決をとる様子が見てとれたが、
恒例の忘年会は敢行することとなったよう。
我が後援者であり、『臨海東RC』現会長である石井敏子氏からは、
「今年のうちのクラブの忘年会は中止」と聞いている。
多人数が集っての飲食は感染リスクが高いと信じる。
敏子氏、よく決断した!
「マスクをとって食事し、マスクをつけて会話」なんて、
お酒が入るとハードル高すぎる条件。
小児喘息の既往歴のある美加は、
当然、ZOOM参加とさせて貰う。
皆さん、どうかご無事で・・・

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例会ZOOM参加後は、ウォーキングへ。
連休明けということもあり、野菜類の買い足しもしたい。
地元の人気青果店は相変わらず人出が多いが、
皆、マスク着用で黙々と買い物をしているのが救い。
美加にとって10月から桜が咲くころまでのマスク着用は
長年の習慣であり、何ということはない。
皆が守れば、今年の風邪やインフルエンザなどは
劇的に減少するのではないかな?

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訳あって、我がパートナーより一足先に帰途につき、
ひとりで歩くうち、素晴らしい山茶花を見つける。
白にうっすらと染まる淡いピンク色が魅力的。
童話の王女様が手に取るのにピッタリ!

”山茶花”は冬の季語、
風情が似ている”椿”は春の季語、
次回のZOOM句会が楽しみ! 

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第一回『桃が丘リモート句会』 [日記・雑感]

日曜日はいよいよ、
第一回『桃が丘リモート句会』スタート。
兼題『小春』 『マスク』 
各一句ずつ、当季雑詠二句、計四句提出。

会合を自粛するべき時世のなか、
久々に俳句仲間がリモートで顔を合わせ、嬉しい限り!
予想以上にスムースに進み、新しい句会の在りかたを認識、
十分楽しめると確信できましたよ!

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出席者
の~じ~-ジャズ&映画マニア。
現在の俳句仲間のなかでは古株。
あみ-占星術師&シンガー。アン・マーグレットの雰囲気あり。
裕家-有名教材出版社を退職後、句作りを始める。
ねぼけ猫-有名広告代理店コピー・ライター。
みどり-謎の俳人。ジャズにも興味津々。

一哉(9歳からの俳号・路傍司を改める)-短歌編集を生業とする弱冠25歳の暫定的講師。

魅歌-呑ん兵衛のジャズ・シンガー。

不在投句者
幸人-日々、”PHOTO俳句”をSNSに投稿するフォトグラファー。
太糸-陶芸家。往年の名優・佐分利信ふうの渋いお声の持ち主。
洋子-短歌の世界から俳句の世界へ。

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注目の一句

丸まりて日を包みたる枯葉かな みどり

小春日や遠回りする風呂帰り あみ

マスクして肝心な事ぽそり云い ねぼけ猫

小春日や双子が眠るベビーカー 幸人(不在)

霜月の曇天に鳴く尾長かな 洋子(不在)

戦禍よりマシと云ふ祖母白マスク 魅歌

小春日や等間隔に在るベンチ 一哉

次回は12月20日(日)午後1時開始、参加費¥1500、不在投句費¥1000、初心者歓迎で~す!

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