風死すや指に象牙の重き音 魅歌 [日記・雑感]
木目のアップライト・ピアノが我が家にやってきた。
猛暑のなか、設置してくれた業者のかたがた、
そして何より、全てをコーディネイトしてくれた調律師M氏に感謝。
この日に至る経緯には、こだわりたい事情あり。
本所教室のグランド・ピアノを搬出することになり、
よくよく考えを巡らせた。
よくよく考えを巡らせた。
もともとこのグランド・ピアノは
あるピアニスト&シンガーの形見の品であったのだ。
あるピアニスト&シンガーの形見の品であったのだ。
40代前半で亡くなったその女性は
ご両親も既にこの世に無く、
ご両親も既にこの世に無く、
ジャズ好きの伯父様とともに
美加のライヴにも通ってくれていた。
美加のライヴにも通ってくれていた。
伯父様の意志により、
美加がピアノをいただいたわけである。
美加がピアノをいただいたわけである。
伯父様に電話するも、
「おかけになった電話番号は
現在使われて居りません・・・」となる。
「おかけになった電話番号は
現在使われて居りません・・・」となる。
ご存命でも90歳近いはずであり、
ほかに連絡の取りようがない。
ほかに連絡の取りようがない。
されど、形見のグランド・ピアノを売却はしたくない・・・
悩んだ末に、近年お世話になっている調律師M氏に事情を話し、
「グランド・ピアノと、アップライト・ピアノの
トレイドは出来ますか?」と相談。
トレイドは出来ますか?」と相談。
予算ゼロで、トレイドが叶った。
今後は生徒たちのミニ発表ライヴを
自宅で開催することもあるだろうし、
自宅で開催することもあるだろうし、
プロのピアニストが弾いてくれれば、
この木目のピアノも喜ぶだろうし。
この木目のピアノも喜ぶだろうし。
美加の100倍くらいピアノ好きである
長女の瑠奈から「どんなピアノ?」とLINEあり。
長女の瑠奈から「どんなピアノ?」とLINEあり。
瑠奈夫婦宅にはエレピしかないから、
弾きにくるんじゃないかなあ・・・?
弾きにくるんじゃないかなあ・・・?