SSブログ

『CATS』 [映画]

水曜日は半蔵門の試写室を訪れました。
新作映画の試写は大概午後1時
もしくは3時30分からと決まって居り、

生徒たちのレッスン時間と重なるのです。
もちろんこの日も夕方から生徒が来るため、
終わり次第急いで帰らねばなりません。

さて、作品は・・・?

CATS2.jpg

『CATS』実写映画版であります!
劇団四季版を鑑賞したときは、
客席に忍び寄る猫たちに度肝を抜かれたものですが、

う~ん、何故ここで映像化?
監督は『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』を手掛けたトム・フーパー。


CATS.jpg?CATS3.jpg?CATS1.jpg

まずは猫になりきる歌って踊れる役者陣のメイクが見もの。
耳、尻尾が生きているよう。

テイラー・スウィフトが三日月に乗って
マタタビを振り撒きながらあらわれるセクシーなシーンあり。

『ドリーム・ガールズ』でオスカーに輝いた
ジェニファー・ハドソンはさて、どの役か、
想像してみてください!

アンドリュー・ロイド・ウェーバーのスコアに
テイラーが作詞した新曲もあり。

大御所ジュディ・デンチもふさふさ猫になりすます!
さあ、大きな画面でお楽しみあれ!

?[コピーライト] 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.?



タグ:#CATS
nice!(0)  コメント(0) 

『アイリッシュマン』 [映画]

ついにマーティン・スコセッシ監督新作『アイリッシュマン』を観た。
我がパートナーから何日も前から
「NETFLIXに上がったよ」と聞かされてはいたのだけれど、
何しろ3時間半の長丁場。

美加は自宅で観る映画も、
灯りを落とし中断せずに観るので、
なかなか時間を作れずにいたのである。

それにそれに、スコセッシのマフィアものというのも、
もはやTOO MUCHという感慨も否めなかったのだ。


Irishman.jpg

前半は往年の『グッド・フェローズ』よろしくカット割りが多く、
既成曲(時代を象徴する)にあふれ返り、

時制も三つくらい入れ代わり立ち代わり、
映画を観慣れている美加でも、少し気が散る。

そのうち、”キレないジョー・ぺシ”
”板挟み顔のデ・ニーロ”
”聞き分けなさすぎるアル・パチーノ”が楽しめるようになってくる。


Irishman2.jpg

明るいシーンで、デ・ニーロが
ブルー・アイズになっていることに気づく。
アイリッシュらしく見せるためのカラー・コンタクトレンズか。

ラストの1時間は、成り行きが完全に読めてくるので、
我がパートナーともども、手に汗握るばかりに。

「現在は映画を観る場所が特定ではないから、
自由にストーリーを活かして描いた」とは監督談。

それにしても、スコセッシ監督、お年を召しても相変わらずの早口。
さて、”I Heard You Paint Houses"この意味、わかりますか?

nice!(0)  コメント(0) 

”映画鑑賞会”at 『アップリンク渋谷』 [映画]

火曜日は門下生のレッスン後、
支度して『アップリンク渋谷』に向かいます。

セントラルパークRCの”BIG BOSS”T.K.氏主催の
映画鑑賞会に参加、美加は作品監修であります。


KC4F0308.jpg

作品はイランの名匠アスガ―・ファルハディ監督が、
初めてスペインの地で撮った『誰もがそれを知っている』

主演はオスカー俳優にしてともにスペイン出身である、
ハビエル・バルデムとペネロペ・クルス。

監督は実生活では夫婦であるこの二人を、
一族の愛憎のなかで揺れ動く元恋人として登場させる。


KC4F0300.jpg KC4F0301.jpg KC4F0302.jpg 

終映後は、シアター内のカフェ『TABELA』で懇親会。
美味しい料理とお酒を楽しみながら、意見交換。

アップリンク代表にして、
アレハンドロ・ホドロフスキー作品を
プロデュースまでしてしまう、アツい映画人・
浅井隆氏も
お顔を見せてくださり、感激!


KC4F0303.jpg KC4F0304.jpg

「登場人物が多く、色々と考えをめぐらせた」
「アクション映画のほうがいいなあ・・・」

「黒幕は・・・オヤジか!?」
「ペネロペは若い頃かわいかったんだよなあ・・・」などなど。

参加の皆さん、お疲れ様でした!  

nice!(0)  コメント(0) 

『ディリリとパリの時間旅行』 [映画]

スクリーンに入っていきたい!
あの色と光、宝石箱のなかを漂いたい!

フランスの鬼才ミシェル・オスロ監督の待望の新作は、
ベル・エポックの時代のパリが舞台

sub3.jpg

sub4.jpg

決してアニメ・ファンではない美加をすっかり魅了した
オスロ監督の長編第一作『キリクと魔女』は、

ギニアで幼少時代を過ごした監督ならではの、
人種を超えた愛を感じられる一作であった。

本作のヒロインである小さな女の子ディリリもまた、
褐色の肌に描かれている。


main.jpg

パリ万博のカナック村でアルバイトするディリリは、
外国に憧れニューカレドニアからやってきた勇気ある女の子。

パリで出会った青年オレルとともに、
夢のような冒険をすることに・・・


sub1.jpg sub2.jpg

マチス、ピカソら画家たちが登場、
街角のロートレックのポスターの中のサラ・ベルナール、
そして本人との対面(!)

などなど、どきどきわくわくのシーン続出、
ウディ・アレン作品『ミッドナイト・イン・パリ』を
さらにファンタスティックにした世界!

正義派のオスロ監督ならではのプロットもあり、
大人から子どもまで、十分に楽しめる逸品。  

nice!(0)  コメント(0) 

渋谷『アップリンク』 [映画]

月曜日は渋谷『アップリンク』に向かいます。
30年以上まえから映画の配給・制作・上映を行っている
個性あふれる会社。

創設当時から美加は当社の配給する作品群のファンであり、
現在もラジオ番組”美加のNice'N'Easyタイム”で

紹介することが多いのですが、
社長の浅井隆氏と個人的にお会いするのは初めて。


KC4F1286.jpg

当社のお陰でデレク・ジャーマン監督を知り、
イギリスのアート映画にはまった時期もあったなあ・・・

近年はアレハンドロ・ホドロフスキー監督の
『エンドレス・ポエトリー』の制作にも携わるなど、
浅井氏には興味津々の美加。

「ホドロフスキーは実際、どんなひとですか?」と
訊きたかったのですが、それはまた次回お会いする時の楽しみに!


KC4F1287.jpg

渋谷『アップリンク』の廊下には
たくさんの映画チラシが並んでいます。

美加と我が倅のご贔屓であるユーリー・ノルシュテインの
『外套をつくる』のチラシをいただいてきました!

酒豪に見える浅井氏ですが、あまりお酒は飲めないそう。
呑ん兵衛の美加としてはすこし残念・・・



nice!(0)  コメント(0)