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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.125『オズの魔法使』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1939年 アメリカ映画 ヴィクター・フレミング監督『オズの魔法使』
(The Wizard of Oz)

第二次世界大戦が始まった1939年、
ハリウッドでは歴史に刻まれる二作品が誕生した。

『風と共に去りぬ』そして本作『オズの魔法使』、監督はともにヴィクター・フレミング。
どちらも、何回となく観てきたが、後者は’80年代に新宿の名画座でも観た。
MGMミュージカル特集と銘打ち、12作品だったっけ・・・

今回久々に観なおし、
冒頭のモノクローム部分が意外と長いことに気づいた。
ドロシーの冒険パートであるカラー部分があまりにカラフルであるため、
導入部の印象が薄らいでしまうのだ。

オズの魔法使い (3).jpeg オズの魔法使い.jpeg オズの魔法使い (2).jpeg

いやはや、資金のつぎ込みかたが半端じゃない。
改めて観ると舌を巻く。
メイク、衣裳、プロダクション・デザイン、
全て妥協せず、お伽の国を作りあげる熱意がみなぎり、
やはり、遺しておくべき”MASTERPIECE”だったんだなあと、
感慨が湧き起こる。
16歳でドロシーを演じ、
将来を約束されたジュディ・ガーランド、47年の生涯で、
本作を越える役と出会えただろうか?

ルビーの靴が欲しかった。
踵を三回鳴らして
”There is no place like home”と唱えるドロシーに、
また涙してしまった。
ステージで『虹の彼方に』を歌うたびに、
心ではこの台詞を唱え続けるだろうなあ・・・

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