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我が指を吸う唇や紅の花  魅歌(吟行記Ⅱ) [日記・雑感]

さくらんぼ農園をあとに、今度は紅花見学に向かいます。
どこまでも拡がる花畑を想像していたら・・・
着いたのは立派な門構えのお屋敷。
江戸時代から豪商として町にも貢献してきた堀米四郎兵衛家、
今では紅花資料館となっているのです。
3、106坪という敷地内にはタイム・スリップしたような蔵も残されています。

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広い庭の奥に温室があり、中には黄色い薊のように見える紅花が
咲き競っています。この色から紅が取れるなんて、
どう考えても不思議ですよね。

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違いがわかりますか?花は殆ど同じに見えるでしょう?
花を取り巻く額の先が丸くなっているのが洋紅花、
たくさんの棘になっているのが日本の最上(もがみ)紅花。
見るより触れればすぐわかります。最上紅花の棘は痛いこと!
身を守るための棘・・・大和撫子ならぬ、大和紅花か。
お屋敷のスリッパにも紅花の刺繍が施されていました。

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翌日も晴天に恵まれ、公開収録会場である「サハトべに花」に入ります。
“サハト”とはアラビア語で広場の意味だそう。
紅花はエジプトから来たのです。
ロビーには紅花のドライフラワーが!いよいよ番組が始まります。

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番組の様子は記しませんので、どうぞテレビで観てくださいね。
共演させて頂いた俳人の皆さんとのショット。

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地元河北町の役場勤務であったという石山さんは今回、ツアーガイドの
ように大活躍、本当にありがとうございました。
彼女の俳句師匠である小山田さんは素朴な仙人のようなひと。
兵庫県からは文学青年風の中田さん、
「俳句王国」地元の松山からはプロフェッサーの中西さん、
そして偶然に地元の隣組であった東京杉並区の遠山さん,司会の塚原 愛アナウンサーの面々。
さて、得点王は誰でしょう!?乞うご期待!

いよいよお別れの際、河北町教育委員会の皆さんがおこしになり、
記念撮影。教育長の高橋さん、佐藤朱美課長ら。

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高橋教育長はジャズファンですって!嬉しい!
次回はぜひ歌を聴いて欲しいと思います。

最後に番組オンエアのご案内です。
6/19(土)午前11時からNHK-BS2「俳句王国」
ぜひご覧くださいね!

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