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『ミューズ・アカデミー』 [映画]

スペインはバルセロナ出身のホセ・ルイス・ゲリン監督作品
『ミューズ・アカデミー』は フィクションかドキュメンタリーか
見紛う臨場感に満ちた作品。

ミューズ・アカデミー.jpg

バルセロナ大学のキャンパスに於ける、イタリア人のピント教授によるクラス。
禿頭に眼鏡、ごつい面構えの教授、受講者である年齢もタイプも
様々の女たちの顔、顔、顔が映し出される。
20代から50代くらいまでか?教授夫人の顔も見える。

ミューズ・アカデミー4.jpg
多くの芸術家の創作意欲を掻きたてたミューズ(女神)の存在。
現代の”ミューズ像”を探るべく開講された”ミューズ・アカデミー”は、
予期せぬ方向へと暴走を始める・・・

ミューズ・アカデミー2.jpg

「恋愛は文学が捏造したもの」という教授の妻、
「教えるとは誘惑すること」と豪語する教授。
どうやら教授は学生の何人かと個人的な関係も持っているらしい。
長年見て見ぬふりをしてきた妻も、
改めて夫婦関係に真っ向から対峙し始める・・・

ミューズ・アカデミー3.jpg

「客体である女性を主体に変えたい」とうそぶく、この女好きで醜男の教授。
果たして”ミューズ・アカデミー”の往きつく先は?
実験的な作品で観客を挑発し続けるゲリン監督の罠にはまってみよう。

2017年17日~129日まで東京都写真美術館ホールにて公開

[コピーライト]P.C. GUERIN & ORFEO FILMS
コピアポア・フィルム



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