雲を竜に変えてしまふは冬満月 魅歌～六本木『ジャズパレス』

親友から不思議な写メが来ました。頃は節分。

料理上手の義母から手作りの恵方巻が届き、勿体ないからきれいに切ろうとしていたところ。

すごいでしょう、義母は殊にごはんものが得意。

子らが幼い頃の誕生日には手作りの赤飯や烏賊飯、太巻きなどを

きれいにお重に詰めて届けてくれたっけ・・・

手前はスタンダード、後方は息子の路傍児（俳号）にとお肉入りだそう。

ちょっと脱線・・・不思議な写真は恵方巻ではありませぬ。

竜のようでしょう？親友の浩子（こうこ）は女川で被災し、現在は仙台在住。

海産物の老舗『三好屋』の長女であり、近年は代表取締役として活躍してきた。

美加のステージを地元でプロデュースしてくれたこともある。

女川のきらきら光る海の真ん前に立っていた屋敷、会社、工場、すべて津波で流されてしまった。

「浩子が災害で死ぬわけがない！」と信じてはいたが、携帯電話が繋がらず、津波の映像ばかりの悪夢のようなあの日・・・

翌日、一家全員無事と連絡があり、思わず安堵の涙が流れたっけ・・・

一年が経たんとする頃、急に送られてきた写メには

「辰年に竜の雲、皆に幸せが来ますように」と書かれていた。ブログで幸運のお裾分けを！

週明けて火曜日は錦糸町『東武ホテル　レヴァント東京』へ。『東京臨海東ロータリークラブ』例会に出席。

卓話者は（株）千葉ロッテマリーンズ運営本部　チケット部営業担当チーフ   梶原紀章氏

演題は「野球場の新しい魅力作り」

一人でも多くのお客様に球場に足を運んで貰うため、曜日毎に対象を変えて割引したり、

ピクニック・シートやパーティ・ルームを作ったりと、今の球団は大変なのですね。

選手陣も「どんなときもファン・サーヴィスを優先」と教育されているそう。

ランチは洋食コース。帆立のソテー・レモンソース、付け合せの菜の花に少しだけ春の気分。

帰宅して曲を復い、六本木『ジャズパレス』へ。

伝説の”ちくわバンド”（ご本業は社長ばかり！）のクラリネット奏者M.I.さん、

カンボジアでの地雷除去で名高いロータリアンY.O.氏、ジャズ大好きのS.S.氏などが集い、

賑やかな宵でした。ご来店の皆様、ありがとうございました！