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”大橋美加のシネマフル・デイズ”No.93『エル・ドラド』 [大橋美加のシネマフル・デイズ]

1966年 アメリカ映画 ハワード・ホークス監督 『エル・ドラド』
(EL DORADO)
 
想い起こせば、緊急事態宣言発令中の2020年4月、
手持ちのDVDからアイウエオ順に
名画を紹介する”大橋美加のシネマフル・デイズ”をスタート、
その第一回がハワード・ホークス作品『赤い河』(’48)だった。
 
『赤い河』から18年の年月が流れ、
本作はカラー作品であるが、
主演は同じく、ジョン・ウェイン。
セカンド・ロールはクセのある演技派ロバート・ミッチャム、
常に同じイメージの役柄を演じてきたウェインと対照的な役者であり、
興味深い組み合わせといえる。
 
エル・ドラド.jpeg エル・ドラド (2).jpeg
 
西部劇にはヒーロー的な役と、
相棒の位置を占める旧友的存在、
そして新たに仲間に加わる若造が要る。
若造を楽しげに演じるのは、ジェームズ・カーン。
『ゴッド・ファーザー』(’72)の”ソニー兄さん”を演じる6年まえであり、
25~26歳の若さ。
 
ホークス映画は台詞が楽しい。
まさに”sense of humour"である。
撃ち合いよりユーモアに重点、いいじゃないか!
魅力的な女性が登場するのも、エンタテイメントの要因。
ウェインを慕う気のいい娼婦に扮したシャーリーン・ホルト、
銃の腕がたつ娘に扮したミシェル・ケイリーともになかなかイイ女!
 
ホークス監督のファンになったきっかけは、
ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール夫妻の出会いとなった名作『脱出』(’44)!
名作曲家&ピアニストのホーギー・カーマイケルも出演していた。
そう、言わずと知れた”STARDUST"の作曲者。
現在、我が家にDVDであったかなあ?

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